２月２７日は神奈川県公立高校の合格発表でした。
平塚桃浜教室は開校して３年ですので、漸く３年間まるごと指導できた生徒さんが入試に挑む事となる総決算といいますか、特別な気持ちで臨んだ入試でもありました。
2013年の入試より神奈川県の入試に関しても他県同様難化の傾向があり、特に理科社会の教科では計算あり、記述あり、読解あり、資料整理ありと総合型の力を問うようなトレンドがあります。まあ、今までの神奈川県の入試が１問１答のみ対策出来ていれば平均点が取れてしまうような簡単なものでしたので、難化というよりは標準化といったほうがいいのかもしれませんが、、
クラッセの受験生は夏期講習くらいから志望校やレベルに合わせて県入試対策を行ってきました。カリキュラムの早い生徒さんですともう夏休みには県入試の過去問で９割取れているような子もいれば漸く冬休みにエンジンがかかってラストスパートしたような子がいたり、様々でしたが、それでも最近の過去問の傾向と５年前の過去問の傾向の違いにはみなさん戸惑っているようでした。
また面接による選抜項目が追加されて以来、クラッセでは毎年授業終わりに面接練習を行ってきました。最初は「嘘でも自分にとって良いこと言ってればいいんでしょ？」と言っていたお子さんでもやはり練習を重ねていくうちに本当の将来の目標や本当に自分が高校に行ってしたい事などが見えてくるようで面接練習という意図以外にも大変有意義な時間になっていたように思えます。
そうして準備万端で臨んだ今年度の結果は見事に全員が合格を勝ち取ることが出来ました。
本来の志望校とは自分の成績に見合った高校ではなく、受かった時に心から喜べる高校だと思います。そのため、そう易々と志願校を変えたくはありませんが、やはり家庭の事情でどうしても公立に受からねばならないといったお子様もいます。そのため事前の倍率などもみんなでチェックして高すぎたりする場合には相談するようなケースもありました。しかし今年は高い倍率にも立ち向かい、志願変更することなくみんなで合格することが出来たということは本当に嬉しいことです。
今後も一人一人と向き合い、合格して時に一緒に「ガチ」で喜べるように真剣指導していこうと改めて思いました。
生徒一人一人に感謝するとともに応援してくれた皆様、送り迎えなど頑張ってくれた保護者様にも心より感謝しています。本当にありがとうございました。